2016年9月5日放送

市災害対策本部廃止

遠野市は、先月設置した災害対策本部をきのう(4日・日曜日)廃止し、災害警戒本部に切り替えました。市は、台風10号に備え先週月曜日(8月29日)の午後5時に災害対策本部を設置し、情報収集やさまざまな対応にあたってきました。きのう、9回目となる災害対策本部会議で本田市長は、被害の拡大の恐れがなくなってきていることからきのうで災害対策本部を廃止して災害警戒本部に切り替えることを指示しました。今後、台風10号に関する被害などについては、災害警戒本部が窓口になるということです。また、きのうの対策本部会議では、岩泉町などを訪れた職員からの報告もありました。遠野市は、お見舞いと今後の支援の申し入れのため先週土曜日、釜石市や大槌町、宮古市、岩泉町の4つの市と町を訪れました。このうち、岩泉町では、町全体が被害を受けていて停電も一部しか復旧していないという中、伊達勝身町長は本田市長からのメッセージを受けると「なんとか頑張ります。ぜひ今後とも支援をよろしくとお伝えください」と応えていたということです。遠野市は、先月31日から岩泉町に消防緊急援助隊を派遣していますが、支援要請があればいつでも対応できるよう準備していることも訪れた4つの市と町に申し入れをしたということです。

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