2016年8月30日放送

遠野高校・鍋城祭

遠野高校の3大イベントのひとつ「鍋城祭」がおととい(28日・日曜日)開かれ、生徒たちは、高校生活の思い出を新たに刻みました。遠野高校のビッグイベント毎年恒例の「鍋城祭」。ことしの鍋城祭は、「躍進」をテーマに、生徒たちが主体となってこれまでになかった企画を盛り込みながら展開されました。校舎3階のラウンジでは、緑峰高校とのコラボ企画として、遠野のホップ和紙を紹介するブースが設けられ、実際に緑峰生が参加して鍋城祭に花を添えました。また、生徒会の有志が熊本県菊池市や遠野市と連携して開いた熊本県菊池市の物産展で、フルーツジャムなどの販売や募金箱が設置され、訪れた人たちに協力を募っていました。一方、体育館では、2年生の生徒たちが可愛いキャラクターと一緒に鍋城祭を盛り上げました。会場には、10月に開催されるいわて国体に合わせて「うにっち」「とふっち」「おもっち」が招かれ、かりんちゃんたちとのPK戦が繰り広げられました。キャラクターの愛らしい動きが会場を笑顔にし、いわて国体の盛り上げに一役買っていました。このほか、教室では、学年や部活動などの作品展示のほかに、ことし、8年ぶりに復活する高校生海外派遣交流事業に合わせて派遣先のチャタヌーガ市を紹介するブースもあり、交流を待ちわびている様子でした。ことしは、恒例のステージ発表、食堂、模擬店などに新たな企画を加えイベント盛り沢山の鍋城祭となり、来場した人は513人で去年より100人ほど増えたということです。鍋城祭を担当した千葉みどり先生は、「多くの人たちが高校に興味をもってくれたと実感している。1・2年生が主体となる来年の鍋城祭も楽しみにしてほしい」と話していました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.