2016年8月30日放送

ウッドチップを使った国体プランター

木材として使用できない未利用材を有効活用しようと先週(26日・金曜日)遠野中学校でウッドチップを活用した国体プランターづくりが行われました。この活動は、遠野市と中学校が協力してウッドチップの活用策を見出そうと、いわて国体に向けて取り組まれている花いっぱい運動と連携して行われました。この日使われた遠野産のアカマツのウッドチップは、土の上に散布した場合、保湿性を高める効果が、また、土の下に敷きつめると地面の熱で花が痛むのを抑制する効果などが期待されるということです。この日は、遠野中学校の3年生42人が参加し、マリーゴールドやサルビアなどを植えおよそ200個のプランターを作成しました。市では、これまでもウッドチップを活用した花壇づくりなどを行ってきましたが、市民と共同で取り組むのは今回が初めてということです。生徒たちは、多くの人に喜んでほしいと思いをこめて作業に取り組んでいました。今回作成されたプランターは、来月26日から遠野市の競技会場周辺に設置されるということです。

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