2016年8月29日放送

台風10号を前に準備

台風10号が上陸する恐れがある中、遠野市は、シンポジウム開催の有無や準備しておかなければならないことなど協議を行っています。大型で非常に強い台風10号は、あすにも上陸する恐れがあると言われています。そうしたことを受け、先週土曜日、市は、早めの準備をと幹部職員が集まっての臨時庁議を開き、協議を行いました。その中で、あす、30日に市民センターで予定されていた道・ネットワークシンポジウムについては、台風10号接近のため延期とすることが確認されました。また、今後の開催などについては、後日、実行委員会で検討するということです。台風により河川の増水などが心配される中、土のうが少ないと状況ということで、早急な準備が必要であることも確認されました。これを受け、消防団員は、市内5カ所に3000袋の土のうを準備したということです。また、きょうは、午前10時から電力など関係者が集まっての臨時防災会議が開かれました。きょうの会議では、台風7号・9号の影響もあり、水害や土砂崩れの危険性が高まっている箇所やいざという時に備えての避難場所などについて情報共有していました。盛岡地方気象台によりますと、大型で非常に強い台風10号は、岩手県に最も接近するのは、あす、夕方から夜遅くの見込みということです。遠野市では「市内では、これまでの台風による大雨で地盤が緩んでいる所もあるので、今後の市からの情報に注意していただきたい」と呼びかけています。なお、市は、さきほど、午後5時に市災害対策本部を立ち上げ、情報収集にあたる対応を行っているということです。

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