2016年8月26日放送

わらすっこ支援委員会

今年度初めてとなる遠野市わらすっこ支援委員会がきのう(25日・木曜日)開かれました。わらすっこ支援委員会は、子どもの権利の保障を推進し子どもに関する施策の充実を図るため、市長やその他の執行機関に対して提言をできるもので、保護者や子育て支援者・企業選出など15人の委員で構成されています。きのうは委員会の前に、委員15人に対して辞令が交付されました。委員会では初めに本田市長があいさつしたあと、委員長と副委員長の互選が行われ、委員長には、保護者・子育て世代として委員を務める松田希実さんが選任されました。このあと、意見交換がしやすいようにと3つのグループに分かれ、昨年度のわらすっこプラン関連事業などの評価についてや、今年度の主要事業などについて協議されました。この中で、昨年度の子育て支援施策について委員からは「児童館無料や保育料半額など、すぐれている部分をもっと発信したほうがよいのでは」という意見が多く出されていました。続いて、市内の公園整備について協議されました。市内には、条例上に位置づけられた公園などが34箇所ありますが、遊具の老朽化や十分な認知度が少ないため、子どもたちに対して十分な活用がなされていない現状にあり、市長と語ろう会などでも公園の充実を望む声が多く寄せられているということです。委員からは、これからの整備に向けて花巻市にある広域公園を例にした意見が多く出されていました。わらすっこ支援委員会では、今後も「子育てするなら遠野」と言われるまちづくりを目指して、公園の整備についてや遠野わらすっこプラン関連事業など市の施策の充実に必要な事項を協議していくということです。

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