2016年8月25日放送

遠野市中学校総合体育大会駅伝競技

遠野市中学校総合体育大会駅伝競技がきのう(24日・水曜日)、松崎町の市道をコースに行われました。この駅伝競技には、市内3つの中学校からオープン参加のチームを含めて、女子の部に4チーム、男子の部に5チーム、合わせて9チームが参加しました。開会式では初めに、遠野市中学校体育連盟会長を務める遠野中学校の柿崎肇校長が「強い気持ちをもって苦しい場面を乗り越え次の仲間にたすきをつないでほしい」と、選手たちを激励しました。続いて、男女共に前年度優勝の遠野中学校駅伝チーム男子キャプテンの工藤寛之君と女子キャプテンの菊池巴さんからそれぞれ優勝旗が返還されました。そして、2人の選手宣誓のあと、いよいよ競技スタートです。競技は、女子の部が総距離12.3キロメートルを5人で、男子の部が総距離18キロメートルを6人でたすきを繋ぎます。なお、この競技は、岩手県中学校駅伝競走大会の地区予選も兼ねていて、男女共にそれぞれの上位1校が出場権を獲得できることになっています。出場した選手たちは、チームの勝利と自己ベストタイムの更新を目指して、精一杯、走り抜きました。競技の結果ですが、前年度に引き続き女子の部・男子の部ともに遠野中学校駅伝チームが優勝しました。この結果を受けて、県大会には、盛岡一周継走大会ですでにシード権を得ている遠野中学校駅伝チーム女子のほか、優勝した遠野中学校駅伝チーム男子と2位に輝いた遠野西中学校特設駅伝部女子の3チームが出場することとなります。講評で、遠野市陸上競技協会の菊池福盛理事長は「たすきには選手や家族など色んな人たちの思いがつまっている」と話し、県大会に進む選手たちに「気持ちを新たに、さらに一カ月がんばってほしい」と激励しました。県大会は、9月27日(火曜日)に花巻市の日居城野運動公園陸上競技場で開催される予定ということです。

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