2016年8月24日放送

北日本銀行と遠野市 地方創生連携に関する協定締結

遠野市の地方創生に関する取り組みを推進することを目的にきのう(23日・火曜日)とぴあ庁舎で遠野市と北日本銀行が連携協定を締結しました。きのうの締結式には北日本銀行の佐藤安紀取締役頭取や本田市長などが出席しました。この協定は地方創生に関する「遠野スタイル創造・発展総合戦略」の取り組みを推進するために、北日本銀行と遠野市が相互に連携し協力することを目的に締結されました。主な内容は雇用確保のための商工業の振興や、農林畜産業の6次産業化と新たな仕事の創出、「で・くらす遠野」定住促進など6項目です。北日本銀行の取り組みとしては、市内の事業者と連携して首都圏のバイヤーが多く参加する商談会への斡旋や海外でのマーケティングの支援を行い、地域資源を活用した特産品の販路拡大を支援するということです。遠野市では、市内の事業者が国内外で遠野物産展を開催することなどができるよう販路拡大を後押ししていくということです。これを受け、本田市長は「この協定をきっかけに遠野と海外との連携を1つずつ形にしていきたい」と決意を述べました。なお、北日本銀行が県内の自治体と連携協定を結ぶのは八幡平市や滝沢市に次いで遠野市が8番目ということです。

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