2016年8月12日放送

遠野みらい創りカレッジ 東京大学イノベーションサマープログラム

地域の人材育成を目的とした東京大学イノベーション・サマープログラムのワークショップなどがきょう(12日・金曜日)、修了しました。.サマープログラムは、地域で新しい価値を見い出し未来を切り拓く人材を育てようと、東京大学や遠野市、遠野みらい創りカレッジがタッグを組んで開催し、ことしで3年目です。ことしは、市内の高校のほか、遠野出身の花巻北高校の生徒にも声をかけ、東京大学や海外からの学生など合わせておよそ60人が参加しました。今回は、学ぶテーマを5つのジャンルに分けて進められ、高校生と大学生それぞれが遠野市内で現状を把握するための聞き取り調査をしたということです。そして、おととい(10日・水曜日)から2泊3日の日程で、大学生がサポートにまわりながら高校生たちはワークショップなどを行い、自分たちが出来ることは何かを考え実践できそうなアイデアを出し合いました。このサマープログラムは9月まで続きますが、大学生と過ごすワークショップなどは、きょうが最後の日となり、生徒たちは、これまで温めた案からはじめの一歩を踏み出そうと、一緒に取り組んでくれた人たちに向けて宣言をしました。発表中、会場はとても和やかムードで、大学生たちと過ごし大きなものを収穫した2泊3日間を高校生たちの表情が物語っていました。なお、高校生たちの成果発表は、9月24日(土曜日)に予定されているということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.