2016年8月11日放送

遠野中生 遠野を盛り上げるプロジェクト

遠野中学校3学年が取り組む「遠野を盛り上げるプロジェクト」でブルーベリーに着目したグループが今週日曜日(7日)、夢産直かみごうでオリジナルのジャムを試食販売しました。このプロジェクトは、遠野中学校3学年が愛する故郷遠野の現状を見つめ直し、地域の人たちと一緒に遠野を盛り上げようと実施され、ことしで2年目になりました。ことしは、3年生148人が23グループに分かれ、それぞれのテーマで遠野を盛り上げていきますが、今週日曜日には、遠野の特産品を商品化しようとブルーベリーに着目したグループが、ジャムの試食販売を実施しました。その商品名は、「トリプルベリージャム」。ブルーベリーだけのジャムの甘さを解消しようと、カシス、ハスカップを合わせ、遠野産の果実だけを使い、甘酸っぱく味に深みのあるジャムに仕上がっています。このジャムが出来上がるまで、生徒たちは原価がいくらくらいかを計算し、人件費を削減するためブルーベリーの収穫に挑戦したり、ジャムになる前の凍結させる工程も自分たちで行ったりしたということです。生徒たちが遠野を盛り上げようと一生懸命に取り組んだことで、この活動に協力してくれた農場や加工場、最後までサポートしてくれた産直の人など、遠野の人たちの愛がジャムにたくさん加わり、それがお客さんにも伝わっているようでした。大好評のトリプルベリージャムは、この日、午前10時頃から午後3時頃までに、生徒たちが積極的に声がけを頑張り、用意していた分のおよそ60個が完売したということです。この「遠野を盛り上げるプロジェクト」は、特産品を商品化するグループのほかにも、商店街を盛り上げるグループや福祉ボランティアグループ、国体グループなどさまざまで、この活動は11月頃まで続けられる予定ということです。

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