2016年8月5日放送

地方創生講演会 ごちゃまぜの力 人が集まる。育つ元気。

「ごちゃまぜの力。人が集まる。育つ元気」と題した地方創生講演会がおととい(3日・水曜日)、あえりあ遠野で開かれました。この講演会は、地方創生の施策として国が打ち出している「生涯活躍のまち構想」について学び、また、今後どのようなことを実践していくべきかを考える機会にと遠野市が開きました。この日は、日本版CCRCの成功モデルとして注目を集めるシェア金沢の仕掛け人で生涯活躍のまち推進協議会会長の雄谷良成さんが講師を務めました。雄谷さんは、子どもや高齢者、学生、障がいのある人、国籍を問わずみんなが分け隔てなくごちゃまぜになって暮らせるまちづくりを目指し取り組んできたことを紹介しながら遠野市にエールを送っていました。講演の後「地域の結束、そして盛り上げることをどのように継続していくか悩んでいる」という質問が出たことに対し、雄谷さんは駅を例にして答えました。雄谷さんの講演を聞いた人たちは「地域みんなで支えある共生の社会を遠野で実現できるようその1人として頑張っていきたい気持ちが出てきた」などと感想を話していました。主催した市では「生涯活躍のまちづくりについて研修する機会を今後も設けて人材育成を図っていきたい」としています。

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