2016年8月5日放送

平和の鐘を鳴らそう

終戦記念日の今月、世界の平和を祈る「平和の鐘を鳴らそう」という行事がきょう(5日・金曜日)、市内2カ所で開かれました。この行事は、東日本大震災で犠牲になった人々や、いまだ貧困、紛争などに苦しむ世界の人々へ祈りを込めて「平和の鐘」を鳴らすもので、遠野ユネスコ協会が毎年開いています。これまでは、新町にある常福寺(じょうふくじ)での開催でしたが、この活動がことしで11回目を迎えたことで、新たに綾織町の光明寺(こうみょうじ)でも同時に「平和の鐘」を鳴らし祈りを捧げました。光明寺には、キャンペーンに参加しようと綾織児童館の子どもたちや地域の人など、およそ40人が集まりました。初めに、光明寺の住職が寺の歴史や鐘つきの由来などを講話したあと、綾織児童館の高橋榎乃さんが世界平和の誓いを述べました。このあと、遠野ユネスコ協会の会長など参加した一人一人が「平和の鐘」を鳴らし、手を合わせて祈りを捧げました。なお、常福寺では、遠野高校音楽部による合唱もあり、およそ25人が参加したということです。

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