2016年7月28日放送

外国人観光客おもてなし講座

英会話を使った実践的なおもてなしを学ぶ講座がきのう(27日・水曜日)、市民センターで開かれました。この講座は、外国人観光客に対してより良いおもてなしにつなげようと観光や宿泊に携わる人などを対象に遠野市教育文化振興財団が先月から3回にわたって開いています。講師を務めたのは、綾織町在住でアメリカでの勤務経験を持つ菊地辰徳さんと市内の高校の外国語指導助手カーステンザラペレスさんです。この中で菊地さんは「コミュニケーションをとるには、相手の目をみて大きな声で伝えること。人と話すことを恐れないことが大切」と参加者たちに伝えていました。そして実際に参加者たちは、握手やハグを交えながらお互いに英語で自己紹介をしました。最初は戸惑った表情を見せていた参加者たちも話していくうちに笑顔になり英語でのコミュニケーションに少し慣れた様子でした。続いて、遠野を訪れる外国人観光客はアジア圏の人が多いということから、中国出身で富士大学で経済学を学んでいる張倩銘さんが中国語や文化などについて紹介しました。張さんは「中国の人口は13億人。中国人は割り勘をしない」などと国の文化について説明しました。参加した人たちは、国によって文化の違いがあることを改めて感じている様子でした。なお、最終回となる次回の講座は、8月31日(水曜日)に開かれる予定ということです。

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