2016年7月22日放送

市内の剣士 さらなる活躍に向け稽古

遠野高校剣道部のOBが、先月、二戸市で行われた第68回岩手県民体育大会に出場し、優勝しました。きのう(21日)県民大会を終え、練習に汗を流すOBを取材しました。大向廣さん。大向さんは、遠野東中学校の副校長でありまた、遠野高校剣道部のOBです。教士七段(きょうしななだん)を持つ大向さんは、遠野剣道会の理事長も務めていて、伝統と素晴らしい戦績を収めた王者「遠野」の復活をと、学校の部活動のみならず遠野の子どもたちの育成にも力を注いでいます。大向さんは、先月(7月)に二戸市で開かれた第68回岩手県民体育大会で、個人男子55歳1日以上の種目に出場し、初戦で一本勝ちした後も面や小手(こて)、胴を連続で決めるなどして決勝戦へと駒を進めました。そして決勝戦では軽米町(かるまいまち)の選手に一本も与えることなく堂々の優勝を決めました。大向さんは、遠野東中学校の剣道部顧問として総勢28人の部員の指導にあたっている他、遠野剣道会の指導者として日々、遠野の小中学生や高校生と共に鍛錬に励んでいます。大向さんは、あさって24日日曜日に、盛岡市の県営武道館で開かれる県下剣道選手権大会に、遠野剣道会のOBを中心とした「遠野一振会(いっしんかい)」の大将兼監督として出場する予定で、チームとして上位入賞を目指します。

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