2016年7月22日放送

遠野遺産認定調査委員会

11回目となる遠野遺産認定調査委員会がきのう(21日・木曜日)開かれ、遠野遺産の推薦があった所を調査しました。遠野遺産とは、郷土の特徴を象徴し、市民によって保護されている市内の有形・無形文化遺産などを市長が認定するもので、現在、143件あります。この遠野遺産の認定などに関し、必要な調査をするのが遠野遺産認定調査委員会です。きのうは、10人の委員に対する辞令交付が行われました。続いて、本田市長が「地域の思い、遠野の伝統・歴史といったものを感じ取りながら適正な評価とそれに対するご指導をお願いします」とあいさつしました。この後、委員たちは、遠野遺産への推薦があった場所を訪れ、調査を行いました。このうち、推薦があった遠野町の程洞稲荷神社(ほどほらいなりじんじゃ)とその周辺では、地域の人から神社の特徴などの説明を受けた委員たちが地域の盛り上がりなどについて質問していました。現地調査を終えた委員たちは、推薦のあった6件について協議をし、来月上旬に本田市長へ意見書を提出するということです。なお、現地調査後に遠野遺産認定調査委員会の委員長に杉田盛彦さん、副委員長に佐々木博満さんがそれぞれ再任されたということです。

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