2016年7月21日放送

遠野地方病害虫防除推進協議会通常総会

遠野地方病害虫防除推進協議会の第40回通常総会がきのう(20日・水曜日)、早瀬町で開かれました。遠野地方病害虫防除推進協議会は、病害虫防除について、意思統一をはかり生産の安定につなげようと遠野市や農協など4つの団体で組織されています。総会では、初めに副会長を務めるNOSAI岩手東南部地域センター統括理事の菊池利孝さんが「防除体制を整え、良い米を作って生産者の収益アップを目指しましょう」とあいさつしました。この後、議事に入り、昨年度の収支決算や今年度の事業計画と収支予算について協議され、すべて原案どおり承認されました。今年度の事業計画では、昨年度導入した薬剤散布のための無人ヘリコプター2機を今年度も活用することが確認されました。これに伴いヘリコプターのオペレーターの育成にも力を入れていくということです。このほかこれまでの薬剤がいもち病への効果が低迷してきたため、今年度から新たな薬剤で害虫防除に努めるということです。またきのうは、任期満了に伴う役員の改選も行われ、本田市長が会長に菊池利孝さんが副会長にそれぞれ再任されました。再任された役員の任期は、平成30年3月31日までの2年間ということです。なお、遠野地方病害虫防除推進協議会では、今月28日に市内全域の水田の病害虫の発生状況調査、9月頃に登熟調査をする予定ということです。

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