2016年7月21日放送

ショッピングセンター・とぴあ消防訓練

遠野ショッピングセンターとぴあととぴあ庁舎できょう(21日・木曜日)消防訓練が行われました。この消防訓練は、とぴあの従業員ととぴあ庁舎の職員の防火意識を高め、初期消火や避難誘導などを的確にできるように毎年行われていて、およそ160人が参加しました。きょうは、地震発生後ショッピングセンター内の店舗から出火したという想定で訓練が行われ、従業員たちは、館内の非常放送で出火場所を聞くとすぐさま消火器を持って駆けつけ初期消火にあたっていました。また、きょうの訓練にはお客役として遠野町第6区と第7区の人たちも参加しており、従業員たちは大きな声を出しながら火元から離れた非常口から避難集合場所の遠野駅前にお客を誘導していました。全員が避難場所に集まったことが確認されたあと初期消火訓練が行われ、消火器の使い方を遠野消防署員から指導を受け機敏な動きで火を消していました。訓練終了後、遠野消防署の山蔭康則副署長は「とぴあは不特定多数の人が利用するので、このような訓練を継続的に実施していただきたい」と参加者たちに呼びかけていました。とぴあのように不特定多数の人が出入りする施設は、年度内に2回以上こうした消防訓練を実施することが義務づけられていて、次回は10月を予定しているということです。

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