2016年7月20日放送

中心市街地のまちづくりに役立てて 市民から市に寄付

遠野市観光協会の会長を務めことし5月5日に亡くなった新穀町の故・荒田良治さんの家族がきのう(19日・火曜日)とぴあ庁舎を訪れ、中心市街地のまちづくりに役立ててほしいと、遠野市に100万円を寄付しました。きのう(19日)とぴあ庁舎を訪れたのは、荒田さんの妻の享子さん、そして長男の進之介さんと次男の悠太郎さんの3人です。家族を代表して長男の進之介さんが「父が生前から、まちなかの賑わいを取り戻したいと常々言っていたことから、遠野市のまちづくり事業に寄付させていただきます。ぜひ活用してください」と本田市長に寄付金100万円を手渡しました。観光協会会長在任中に亡くなった荒田さんは、遠野市の大きなプロジェクトである中心市街地を再開発し、遠野の活力と元気を形にしようと、遠野駅舎の未来を考える会で中心的な役割を担い、さらに、まちづくりイベントも手がけました。寄付金を受け取った本田市長は、荒田さんを偲び、まちの活気を取り戻そうと市と一体となり取り組んできたことに感謝したうえで、「遠野のまちづくりにかけがえのない人を失ってしまった。必ず荒田さんの思いを形にするように、関係者が一丸となって頑張っていきたい」と、荒田さんの思いを胸に取り組んでいく決意を伝えていました。なお、寄付金は、中心市街地のまちづくりのために役立てられるということです。

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