2016年7月19日放送

綾織まつり

ことしで22回目となった綾織まつりがおととい(17日・日曜日)開催されました。綾織まつりは、町民同士の交流を深めるとともに郷土芸能を伝承しようと毎年この時期に開かれています。あいにくの空模様となったこの日は、初めに、綾織わらすっこすくすく相撲大会が開かれました。綾織町の滝沢・山口地区に伝わる山谷川女相撲甚句が披露されたあと、豆力士26人が土俵入りしました。ルールは、2人の豆力士を向かい合わせにしてにらめっこをし「泣く子は育つ」のことわざにならって早く泣き出した方が勝ちとなります。取り組みでは、ずっと寝たままの豆力士や笑顔を見せる豆力士もいて、会場からは笑いが起きていました。体育館に場所を移して執り行われた神事では、綾織まつり実行委員長の及川傳弘さんなどが玉串を捧げ、子どもたちの健やかな成長や町民の健康を祈願しました。まつりの最後には、綾織保育園の園児たちや綾織しし踊りなど10の団体による郷土芸能競演会が開かれ、まつりに華を添えていました。競演会の中で、ことしは3年ごしのオファーが実現したという全国素人チンドンコンクールで2度も日本一に輝いた経歴を持つ大船渡市のチンドン寺町一座が出演し、会場は大いに盛り上がっていました。集まった人たちは、郷土芸能の数々に手拍子をしながら楽しいひとときを過ごしていました。

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