2016年7月19日放送

遠野市社会福祉協議会10周年記念式典

遠野市社会福祉協議会の設立10周年を記念した式典がきのう(18日・月曜日)あえりあ遠野で開かれました。オープニングでは、遠野高校の新田恵理さんと遠野中学校の花輪大輔君が歌と演奏で式典に花を添えました。式典には、社会福祉協議会の関係者などおよそ100人が出席しました。遠野市社会福祉協議会は、市の合併に伴い、旧遠野市と旧宮守村の社会福祉協議会が平成18年4月1日に新設合併しました。社会福祉協議会では、地域福祉の推進のため、高齢者や障がい者などへのさまざまな事業を実施しています。式典では、初めに社会福祉協議会の臼井悦男会長があいさつしました。このあと、社会福祉協議会の合併や活動に尽力してきた4人に表彰状が贈られました。続いて本田市長が「きょうは、これからの10年を考える出発点です。弱者の方々へのきめ細かい対応をこれからもお願いします」とお祝いの言葉を述べました。その後、受賞者を代表して、遠野町の元遠野市社会福祉協議会会長、遠山豊さんが謝辞を述べました。このあと遠野市出身で岩手県社会福祉協議会の長山洋会長が「これからの地域福祉と住民の支え合い活動」について講演しました。この中で長山さんは「介護は、家族だけでなく地域の人たちが一緒になって支えていくことで介護に疲れた高齢者などの自殺を防ぐことにつながる」と訴えていました。出席した人たちは、節目を祝うとともに、今後も地域の支え合いを強めていくことを確認し合っていました。

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