2016年7月15日放送

中学生水の作文 岩手県コンクール表彰式

今年度の中学生水の作文岩手県コンクールで優秀賞などを受賞した生徒に対する表彰式がきのう(14日・木曜日)遠野東中学校で行われました。水の作文コンクールは、次代を担う中学生に水について理解を深め考える機会にしてもらおうと岩手県環境生活部が毎年開いています。38回目となった今年度は県内の中学校5校から53作品の応募があり、このうち遠野東中学校2年の菊池美帆さんが優秀賞、佐々木勇哉君・細川和可奈さん・宮澤花畝さんの3人が佳作を受賞しました。遠野東中学校の2年生は、昨年度、授業で岩手大学に足を運び「人が使える水は地球にどのくらいあるか」について講義を受け、その後、市内3カ所の川で水質を調査したということです。菊池さんは、それらの経験や資料で調べたことを元に、本当に使える水の少なさや、世界にはきれいな飲み水を手にすることができずに亡くなってしまう子どもがいることに触れながら、自分たちが節水などの行動をすることですべての人に平等にきれいな水が行き渡るよう願いを込めて作文を書いたということです。このコンクールでは、県内で優秀賞・佳作あわせて10作品が入賞したうち、遠野東中学校から4作品が入賞しました。なお、優秀賞に選ばれた菊池さんの作品は、8月に国土交通省が主催する「全日本(ぜんにほん)中学生水の作文コンクール」に岩手県代表として推薦されるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.