2016年7月12日放送

ガソリンスタンドで防災訓練

青笹町のガソリンスタンドできょう(12日・火曜日)、火災発生を想定した防災訓練が行われました。この研修は、JAサービスステーションがガソリンなどを取り扱う際の防災意識の向上などを目的に開きました。きょうは、県内のJAサービスステーション44店舗の代表者や遠野市消防本部など合わせておよそ80人が参加しました。訓練は、あらかじめ想定を設定せずに始まり、消防署員がその都度職員に状況を伝えて展開されました。今回の訓練では、給油に訪れたお客さんがタバコに火がついた状態で給油口に近づき引火したという展開となりました。参加者たちは、消火器を使って初期消火をしたり、一般客の安全確保のため避難を呼び掛け、安全な場所に誘導したりしていました。その後消防が駆けつけ火は消し止められました。訓練の後、遠野市消防本部の菊池克好課長が「大きな声を出し次の車が入ってこないようにするなど安全の確保を日ごろから意識してください」と講評しました。参加者たちは、緊急時に迅速に対応できるよう、防災への意識を高めている様子でした。

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