2016年7月8日放送

夏の高校野球岩手大会 緑峰高校 対 釜石高校

第98回夏の高校野球岩手大会がきょう(8日・金曜日)開幕し、球児たちが元気よく入場行進しました盛岡市の県営野球場で行われた開会式には、参加68チームの選手が顔をそろえ遠野高校、緑峰高校の選手も堂々の入場行進をしました。そして、選手を代表して、一関一高の門間虎太郎キャプテンが選手宣誓をしました。こうして甲子園の切符をかけた高校球児たちの熱い夏がスタートしました。
そして、開会式直後の開幕試合で緑峰高校が春の選抜甲子園に出場した釜石高校と対戦しました。緑峰の先発はエースの照井真弘投手。打っては4番と投打でチームを引っ張ります。照井は初回、ヒット2本とバッテリーのミスで先制を許しなおも2アウト満塁のピンチを迎えます。そして釜石高校7番佐々木にストレートをセンター前へ弾き返され初回に2点を失います。緑峰は2回裏ヒットとフォアボールで2アウト1塁2塁と得点のチャンスを作ります。しかし・・。ランナーが牽制で刺され反撃することができません。その後も釜石高校に追加点を奪われ10点を追いかける緑峰高校は6回裏。1点をとらなければコールドゲームが成立してしまいます2アウトランナーなしと後がない緑峰高校。打席には1番キャプテンの阿部駿彦。キャプテン阿部の意地の一振りで緑峰高校の夏を終わらせません。なおもヒットとフォアボールなどで2アウト満塁とチャンスを広げます。バッターボックスには5番の鈴木大登。攻めきることができません。そして、9点を追いかける緑峰高校は7回裏。この回に3点を挙げることができなければコールドゲームとなります。2アウトランナーなしで寺長根監督は背番号10番3年の菊池竜司を代打に送ります。相手のミスを誘う執念の一打で出塁します。しかし、後続が打ち取られ万事休す。緑峰高校は10対1で釜石高校に敗れ初戦突破はなりませんでした。

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