2016年7月7日放送

アメリカと遠野の子どもたち交流深める

国際交流で来日していたアメリカ・テキサス州ウッドランズ市内の高校生たちが新たな日本の魅力を知ろうと遠野市を訪れ、小学生などと交流を深めました。日本での滞在期間2週間のうち、今月1日(金曜日)から4日(月曜日)までの日程で遠野市を訪れたのは、学校の授業で日本語を選考しているウッドランズ高校とカレッジパーク高校の生徒たち21人です。生徒たちは、かっぱ淵など遠野物語にまつわる場所を巡ったり、語り部など地元の人たちと交流し、遠野物語を通して遠野の文化や言葉を学びました。土淵町の遠野みらい創りカレッジで開かれた交流会では、遠野の語り部をはじめ地元の人たちを前に、生徒たちが事前に練習してきたという遠野物語の語りを披露したり、本場の語りを聞いたり、遠野の中学生とも交流を深めたということです。そして最終日となった今週月曜日(4日)、生徒たちは、土淵小学校を訪問し、外国語活動に取り組む5・6年生の児童たちと、語りの披露やお互いに勉強中の英語や日本語を使って学校の紹介をし合いました。また、グループ毎に分かれると質問コーナーが設けられ、将来の夢や学校について聞いたり、クイズを出し合って語学を楽しみました。このあと、土淵小学校の1年生から4年生も体育館に集合すると、生徒たちからソーラン節の踊りと歌が披露されました。そして最後には、お返しとして児童たちから生徒たちに歌がプレゼントされ、日本の新しい魅力を知る生徒たちの遠野での4日間を締めくくりました。児童たちも、アメリカの高校生たちと楽しい時間を過ごすことができ、少し名残惜しそうにしながらも、帰りのバスの出発に手を振って見送りました。

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