2016年7月6日放送

総合食育センター運営審議会

遠野市総合食育センターの運営審議会がきょう(6日・水曜日)松崎町の総合食育センター「ぱすぽる」で開かれました。この運営審議会は、市民の健康と安全を「食」で支える拠点として位置づけられている総合食育センターの運営に関して意見・提言を求め審議するため開かれました。審議会の前に遠野市PTA連合会などから選ばれた5人の委員に対して本田市長から辞令書が手渡されました。また、運営審議会会長の選任について協議が行われ、PTA連合会の会長を務める松田惠一さんが選任されました。きょうは、委員15人全員が出席する中、事務局から今年度の事業実施計画などについて説明があり、学校給食センターでは食物アレルギー代替食の提供をするなど、安全安心な学校給食に努めていくことが確認されました。また、今年度から始まった第2次遠野市食育推進計画に定めている「共食(きょうしょく)」に基づき、給食を支えている人たちと一緒に給食を食べる「交流すまいる給食」を遠野東中学校・小友小学校・達曽部小学校の3カ所で、ことし9月から11月の間に実施するということです。さらに、市内すべての小中学校に栄養教諭が出向き、児童・生徒と一緒に給食を食べながらその日の給食についてや栄養についてを話す食に関する指導も年2回実施するということです。総合食育センターでは、今年度も引き続き家庭・地域・学校・生産者などと連携を図り、市民の心身の健康と豊かな人間形成の実践に取り組んでいくことになります。

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