2016年7月5日放送

宮守小学校「認知症ってなあに」勉強会

宮守小学校で先週金曜日(1日)、認知症について学ぶ勉強会が開かれました。勉強会は自分の家族や身近でも関わりうる認知症について理解を深めてもらおうと、宮守小学校では、3年生の総合的な学習の時間で実施されました。勉強会では、地域相談員の佐藤芳子さんが講師を務め、紙芝居を使いながら認知症について説明しました。このほか、児童たちは認知症の人に対する声のかけ方や、道に迷っていた場合のサポート方法などについてそれぞれ意見を出し合いました。そして、だれでも楽しみながら行うことができ認知症予防につながるといわれている手遊びを通して、認知症についての知識を深めていました。児童たちは、改めて相手を思いやることの大切さを実感している様子でした。最後に、講座を受け、認知症サポーターとなった児童たちはサポーターの目印になるオレンジリングを腕にはめるなどして、記念撮影をして勉強会を終えました。宮守小学校では今後も総合的な学習で目や耳などが不自由な人への接し方を学ぶキャップハンディングなどを通して、児童たちの心の成長に努めるということです。

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