2016年7月1日放送

宮守駐在所 新築落成記念式典・開所式

老朽化に伴い改築工事が進められていた宮守駐在所がこのほど完成し、きのう(6月30日・木曜日)落成式と開所式が行われました。宮守町の健康管理センターで行われた落成式には、遠野警察署の高橋明弘署長や宮守総合支所の鈴木惣喜支所長などおよそ40人が出席しました。式では初めに、高橋署長が「地元住民が安心して暮らせる活動拠点として維持・機能していきます」とあいさつしました。落成式の終わりには、遠野警察署警察官友の会の菊田隆会長と工事を手がけた小友建設の菊池雅明取締役から宮守駐在所に完成を祝って記念品の時計などが贈られました。受け取った宮守駐在所の宮丈彦所長は「地域の頼りになる防人としての駐在所を目指していきます」と謝辞を述べていました。続いて、完成した駐在所に場所を移して、開所式が行われました。開所式では、認定こども園宮守保育園の年長園児たちが元気よくあいさつをしました。このあと行われたテープカットにも、宮守保育園の代表園児が加わり、新しい宮守駐在所の完成を祝いました。新しくなった宮守駐在所は、宮守町下宮守の国道283号線沿い、旧宮守駐在所から東に500メートル程離れた場所にあります。構造は、木造平屋造りで、延べ床面積およそ108平方メートル、総事業費は、4000万円程かけて整備されました。また、執務室の他には、6畳の広さのコミュニティースペースが設けられ、地域の人たちが気軽に立ち寄れるような駐在所にしていくということです。なお、旧宮守駐在所は今後解体される予定となっていて、土地は、地権者に返還されるということです。

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