2016年6月29日放送

大慈寺本堂「上棟式」

去年の冬に着工した大工町・大慈寺本堂の骨組みが完成し、今週日曜日(26日)、上棟式が行われました。大慈寺は、5年前の平成23年4月に起きた火災で本堂が焼失しましたが、檀家などの協力により、去年の冬から建築工事が進められてきました。そして、今週日曜日(26日)、棟上げまでの工事が終わり、大工たちがこれまでの安全無事を感謝するとともに、建物完成までの無事と本堂が末永く安泰であれと願う上棟式が執り行われました。曹洞宗の僧侶たちによる仏式のあと、およそ100人の檀家などが集まるなか、儀式が進められました。棟木を持ち上げる曳き綱の儀では、出席した人たちも一緒に「えいえいえい」と綱を押し引き、骨組みの完成を祝いました。このほか、棟木を取り付ける槌打ちの儀など、出席した人たちは、普段めったに見ることのない儀式を興味深そうに見物しながら、本堂の完成を待ちわびている様子でした。大慈寺本堂の完成は、来年5月から6月を予定していて、完成の際には、落慶式のほか、新しい住職就任の晋山式や大慈寺600年祭なども予定されているということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.