2016年6月28日放送

御歌碑建立発起人会

皇后さまが遠野を訪れ詠まれた御歌を石碑にしようと「皇后陛下御歌碑建立発起人会」がきょう(28日・火曜日)、発足しました。天皇皇后両陛下は、平成25年7月に東日本大震災の被災者を励まそうと遠野市を訪問されました。皇后さまは、そのときに思われたこととして「何処にか流れのあらむ尋ね来し遠野静かに水の音する」という御歌を詠まれ、翌年の1月1日に宮内庁から発表がありました。御歌碑の建立は、皇后さまの御歌を石碑に刻んで後世に残そうと市民の有志が発起人会を立ち上げました。発起人会には、代表の角田幸四郎さんなどが出席しました。本田市長は「御歌は遠野市にとって名誉なことです。後世にしっかり伝えていきましょう」とあいさつしました。続いて、建立までのスケジュールなどについて協議しました。それによりますと、石碑は今年度中の建立を目指すとし、来月下旬頃に建立実行委員会を組織し、石碑の建立場所などを協議していくということです。なお、建立費用については寄付金で賄うことにし、団体や個人に協力を呼びかけていくということです。

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