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2016年6月21日放送

国家公務員初任行政研修

ことし採用となった国家公務員の初任行政研修が、きのうから（２０日・月曜日）始まりました。この研修は、全国の市町村で地方自治体行政の実務をしながら、中小企業などの現場訪問を実施し国の政策に活かそうと毎年この時期に開かれています。遠野市ではことし新採用となった国家公務員３人を受け入れ、市政の概要や政策などの説明をした後、本田市長による講話が行われました。この中で本田市長は、平成の市町村合併時に行った政策などを交えながら、東日本大震災が発生した時の後方支援活動や、経済産業省のモデル事業として立ち上げたねっとゆりかごについて話しました。講話を受けた３人は、地方の生活実態や住民の意識やニーズについて、知識を深めていた様子でした。研修は、今週金曜日まで行われ、あすは総合防災センターで、後方支援活動の資料館を見学したあと、沿岸釜石市や大槌町で現状視察をする予定ということです。

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