2016年6月13日放送

6月市議会定例会開会

遠野市議会定例会の一般質問が始まり、予定している8人のうち、きょうは4人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、浅沼幸雄議員、佐々木大三郎議員、菊池美也議員、小林立栄議員の4人が登壇しました。そして、女性活躍推進や中高連携サポート室の取り組みなどについて市の考えをただしました。このうち、ことし4月に施行された、企業や自治体に女性の登用目標などの策定・公表を義務付ける「女性活躍推進法」に対する遠野市の取り組みについて質問がありました。本田市長は、県などが主催し、知事が認定する「男女共同参画サポーター」の養成講座などに市内の女性に参加してもらうなど、リーダー育成に努めていると述べました。そして、遠野市の各種委員、協議会への女性参画率は27・4%であると報告し、今後も女性の参画が地域づくりの源でもあると答弁しました。また、今年度が実証最終年度となる木質バイオマスエネルギーの推進事業について質問がありました。本田市長は、実証終了後の大型ボイラーなどの機械や施設を、現在実証業務を委託している民間企業の遠野バイオエナジーに引き継ぎ、関係者一丸となって需要の開拓などの仕組みを構築していきたいという考えを述べました。また、法律改正に伴い設置された、遠野市総合教育会議について、教育委員会部局ではなく市長部局に置いたほうが良いのではないかという質問がありました。本田市長は、教育委員会が教育行政の現状と課題を把握し効果的に事務を執行できることから、総合教育会議の事務を担当することが望ましいという考えを示しました。また、魅力ある高校づくり応援事業の推進の展開として今年度から設置された「中高連携サポート室」の取り組みなどについて質問がありました。中浜艶子教育長は、市内2つの高校の魅力を伝えるためのプロモーションビデオを制作し市内外への情報発信に努めたいと話しました。また、進学率向上につなげるため、高校の魅力の一つである部活動の新設を地元の指導者と協議していると述べました。市議会定例会は、あすも一般質問が行われ、4人が質問する予定になっています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.