2016年6月8日放送

くき瀬漁

遠野の風物詩のひとつ、「くき瀬漁」が現在、市内の川で行われています。「くき瀬漁」は、産卵期で川の瀬に群がるウグイの習性を利用しながら投網を使って捕獲する漁で、地域によってこの漁の呼び名はそれぞれですが、遠野では「瀬ざっこ」とも呼ばれています。遠野市内の早瀬川や猿ヶ石川などでは、5月はじめ頃から6月半ばまでが「くき瀬漁」のシーズンとなっています。撮影に協力してくれた早瀬町の石関三郎さんは、1日のうち朝・昼・夕方・晩の4回川原を訪れ、投網を打っては、ウグイが取れたり他の魚が取れたりと自然の恵みを楽しんでいるのだそうです。市内でのこの「くき瀬漁」は、来週15日(水曜日)頃まで行われるということです。

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