2016年6月2日放送

高校生就職支援関係機関情報交換会

就職を希望する高校生の就職支援に向けて関係機関職員などの情報交換会が先月24日(火曜日)に開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。この情報交換会は、就職を希望している市内の高校生全員の早期就職と定着に向けて、関係者が情報を共有し連携して支援することを目的に開かれ、就職に関わる関係機関の職員や高校の教職員など15人が出席しました。会では、今年度の就職支援関連事業について協議されたあと、意見交換が行われました。市によりますと、今年度の卒業予定者数は199人で、一般企業に就職を希望しているのは68人、そのうち、公共職業安定所の釜石・遠野管内での就職を希望している生徒は47人で、昨年度より10人以上多いということです。また、市内の有効求人倍率が1倍を超える状況が続いている一方で、人口減少による労働力不足が大きな課題となっているということです。市では今後、市内就職希望者と市内の企業とのマッチングを図りながら、地元就職者が1人でも増えるよう就職支援と職場定着支援に取り組んでいくということです。また、一度進学などで地元を離れた生徒が就職のために帰ってこられるような環境づくりにも取り組んでいきたいとしています。

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