2015年12月25日放送

詐欺を未然に防ぐ 警察から銀行に感謝状

特殊詐欺のひとつ架空請求詐欺を未然に防いだとしてきのう(24日・木曜日)、遠野警察署から市内の銀行に感謝状が贈られました。今週月曜日(21日)、窓口におよそ100万円を振り込みに来た市内に住む50代女性の窓口対応をした銀行員が不思議に思い上司に伝え警察に相談したところ、架空請求詐欺と判明したということです。このことを受け、きのう、遠野警察署の佐藤義信署長から岩手銀行遠野支店の佐藤由美支店長に感謝状が贈られました。銀行員によりますと、女性が少し慌てている様子で、振込み金額が高額だったことや振り込み先が個人名であり聞き慣れない銀行名だったため、不思議に思ったということです。また、窓口に来てくれたので気づくことができましたと振り返っていました。ことしから県内の金融機関と警察が連携し、特殊詐欺の被害防止対策として身元を確認しないと現金を受け取れない「預金小切手プラン」を開始しているということです。佐藤署長は「100万円近くみすみす犯人に渡すことなく、被害を防止していただきありがとうございました」と感謝していました。

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