2015年12月25日放送

(仮称)鍋倉トンネル貫通式

東北横断自動車道釜石秋田線のうち、釜石花巻道路の遠野住田IC〜遠野IC間で唯一の(仮称)鍋倉トンネルの貫通式がきょう(25日・金曜日)行われました。きょうの貫通式には、国土交通省岩手県河川国道事務所の村井禎美所長や本田市長、工事関係者、地域の代表などおよそ80人が出席しました。貫通式で初めに、発注者である国土交通省岩手県河川国道事務所の村井所長があいさつしました。このあと本田市長が「着々と道路工事が進んでいる中、道路を活用した地域活性化と、復興の更なる加速につなげていかなければならない」とあいさつしました。続いて関係者の手によって貫通掘削を始動するボタンが押されました。そして、出席者全員でトンネルの貫通点まで移動し、通り初めが行われました。工事関係者によって清められたあと、国や県、市の関係者の他、ことしの7月に行われた安全祈願式にも出席した遠野小学校の児童も通り初めをしました。また、工事関係者による樽神輿が入場し、トンネルの貫通を盛大に祝いました。(仮称)鍋倉トンネルは、現在工事が進められている、東北横断自動車道釜石秋田線の釜石花巻道路のうち、遠野住田ICから遠野IC間に造られる唯一のトンネルで、遠野町地内に造られた延長が181m、幅員12mのトンネルです。釜石花巻道路のうち現在、工事が進められている遠野住田IC〜遠野IC間のおよそ11kmは、平成30年度の開通を目指し、工事が進められているということです。

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