2015年12月24日放送

市長記者懇談会

本田市長は、きょう(24日・木曜日)開かれた記者懇談会で、SL銀河の来年度の運行や、岩手県教育委員会から示された高校再編案などを発表しました。本田市長は冒頭、きょうの特別運行でことしの運転を終えるSL銀河が来年も釜石線を運行すると発表しました。そして、SL銀河の運行によって来年も交流人口の拡大や観光客の増加に期待がかかると述べました。また、本田市長は、少子化に伴う県立高校再編計画案について先週14日(月曜日)に県教育委員会から説明を受けたと述べました。この中で、県教委から、遠野高校と緑峰高校を、双方の校舎を残した状態で2020年度に統合するなどの案が示されたということです。また、これに関して来年2月1日に本田市長や藤澤教育長、高校のPTA会長などが県教委と懇談するということです。本田市長は、避けて通れない課題だと捉えているが、地域の人たちと共に冷静に考えをまとめていきたいと述べました。このほか本田市長は、市勢振興功労者表彰などについて発表しました。今年度表彰されるのは、61個人12団体です。まず、市勢の振興と公共福祉の増進に尽くしたとして市勢振興功労者表彰を受賞するのは3人ということです。東京都の鶴田光雄さんは、遠野市の発展や災害支援に役立ててほしいと平成18年度からこれまで1億円以上寄付し、寄付金は、市勢振興や子育て支援などのために有効に活用されているということです。小友町の浅倉俊平さんは、平成8年から遠野市土地改良区理事に就任し、平成16年から平成24年まで理事長を務め、市の産業振興に貢献してきました。松崎町の貴田岡博史さんは、医師として昭和60年から30年間、寝たきりの高齢者の訪問診療を続け、高齢者サービス調整チームの設置など医師体制の充実を進め、地域医療に努めてきました。また、市勢の振興発展に関わり市民の模範となる人を表彰する特別表彰は、土淵町の菊池芳子さんなど3個人が受賞します。表彰式は、来年1月5日・午後2時からあえりあ遠野で行われることになっています。また本田市長は、NHK大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」放送にともなう市の取り組みについて発表しました。「真田丸」は、戦国武将・真田幸村を描くドラマで来年1月10日から放送されます。この大河ドラマのロケが市内では遠野ふるさと村でことし10月に行われ、市民エキストラのべ35人が撮影に参加したということです。市は、ふるさと村のほかにロケを行った奥州市と連携して、あらすじや観光スポットを紹介した、岩手ロケ地めぐりエスコートブックを作成しました。エスコートブックは無料で、きょうから伝承園や遠野市立博物館などに設置されているということです。このほか、来年1月の主な行事として、10日に「遠野市消防出初式」と成人式「はたちのつどい」などが予定されていることが発表されました。記者懇談会の模様は、遠野テレビ10チャンネルできょうとあす25日は、午後8時から。あさって26日は、午前8時から放送する予定です。

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