2015年12月22日放送

一日市商店街 ゴブリンプロジェクト

一日市商店街を活性化しようと取り組んできた遠野中学校3年生のプロジェクトチームから、おととい(20日・日曜日)一日市商店街の人たちに「ひといちゴブリン」がプレゼントされました。一日市商店街では、商店街の活性化につなげようと、遠野中学校3年生の17人で構成された「一日市商店街活性化盛り上げ隊」とともに、ことし4月から「一日市商店街ゴブリンプロジェクト」に取り組んできました。「ゴブリン」とは、様々な地域で制作活動を行う芸術家の小中大地さんが「あらゆるモノに宿る妖精」をイメージして作り出した作品です。このプロジェクトでは、遠野中学校の生徒が一日市商店街にあるお店を1店舗ずつまわって、お店の歴史や思いを学び、そこから発見した各店舗の魅力を「ひといちゴブリン」として表現しました。おととい、遠野中学校の「一日市商店街活性化盛り上げ隊」が、およそ2カ月をかけて制作した「ひといちゴブリン」を各店舗の人たちに手渡しました。中学生ならではの柔軟なアイディアが光る「ひといちゴブリン」を手にしたお店の人たちは、うれしそうに目を細めていました。一日市商店街では、商店街の長い歴史の中で守ってきた「生業」や「人」という魅力を、中学生と一緒にこのプロジェクトを継続することで、さらに発信していきたいと話していました。

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