2015年12月15日放送

岩手県技能士大会

岩手県技能士大会がきのう(14日月)あえりあ遠野で開かれ、技能士会に貢献した人への表彰や本田市長の講演などが行われました。この「岩手県技能士大会」は、国家資格である技能士としての資質と技能の向上を目的に岩手県技能士会が毎年地区の持ち回りで開催しています。大会では技能士会の運営に貢献した遠野地区技能士会の小松喜一さんなど11人に岩手県技能士会長表彰が贈られました。このあと、本田市長が「遠野市の後方支援活動」と題して講演しました。このなかで本田市長は「震災発生直後に後方支援活動を迅速にできたのは以前に想定訓練を行っていたからです」と話し訓練の大切さを訴えていました。続いて遠野文化研究センター文化遺産係の黒田篤史学芸員が「国指定重要文化財千葉家保存の取り組みについて」説明しました。この中で黒田さんは「千葉家の改修工事は来年4月ごろから始まり平成33年に母屋が復元される予定だ」と説明し「今後も千葉家を文化遺産として生かすために守っていきたい」と話していました。集まった人たちは古き良きものを次世代に受け継ぐためにも技能の向上や継承が大切だと改めて感じていました。来年の大会は二戸市で開催予定だということです。

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