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2015年12月10日放送

いきなり実践かたこと英語講習

市内観光施設の職員を対象とした、「いきなり実践、かたこと英語講習会」がきのう（９日・水曜日）、旧遠野商工会館で開かれました。この講習会は、これから開催される釜石でのラグビーワールドカップや東京オリンピックなど、今後、外国人観光客の増加が見込まれる中、サービスの向上を目指そうと遠野市教育文化振興財団が開いています。講師は、千葉県出身で、アメリカの企業で働いた経験があり、２年前、馬と暮らすライフスタイルを実現しようと遠野に移住してきた菊池辰徳さんです。３回目となったきのうの講習会からアシスタントとして、市内小中学校のＡＬＴを務めるアメリカ出身のラザリン・シングルトンさんが加わって、道案内をテーマに進められました。受講生たちは、外国人観光客から遠野駅やバス停への行き方などを訪ねられた時に、どのように案内すると良いのか、また、案内をする時に必要な単語の発音などを学んでいました。また、声を出しながらわきあいあいと講習を受けるなか、普段外国人と接するときの疑問点などを振り返りながら、知識を深めている様子でした。この講習会は、残り３回あり、接客をテーマにした座学や風の丘を会場に実際にレジや案内窓口に立って外国人観光客への接客を想定したロールプレイングを予定しているということです。

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