2015年12月8日放送

市議会一般質問2日目

12月市議会定例会は、きょう(8日・火曜日)、一般質問2日目を迎え、3人の議員が質問に立ちました。きょうは、瀧本孝一議員、小林立栄議員、浅沼幸雄議員が登壇しました。このなかで、特産品のわさび栽培が100周年を迎えたことに関し、今後の生産振興についての質問がありました。本田市長は「わさびは、市の特産物の中でも高い知名度を持つ重要な地場産品です。来年度からの第2次遠野市農林水産振興ビジョンにおいて、根わさび、畑わさびの生産量増加を推進していきたい」と述べました。また、市民の健康診断に関して、胃がん予防検診にピロリ菌検査を導入してはどうかという質問がありました。本田市長は「ピロリ菌検査は、胃がん予防に効果的という研究が進んでいるが検診への導入については治療する医療機関の受け入れ体制を含めた調整も課題である」と答弁しました。また、先月、茨城県の総合教育会議で教育委員が障がい児出産差別発言をして辞職したことに関しての質問がありました。藤澤教育長は「教育委員とは、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命した方なのでその場を踏まえて発言するべきである」と答えました。そして、教育現場での障がい児教育に関連して「学校では命の尊さについては小学校1年生から中学校まで学び、誰に対しても差別や偏見をもたないことについては小学校の高学年から中学校で学んでいる」と述べました。また、第2次遠野市総合計画の「前期基本計画」の推進方策などについての質問もありました。本田市長は「年明けに市内11カ所で市民のみなさんに基本計画などを分かりやすく説明する」と答弁しました。12月市議会定例会は、あすとあさって、予算等審査特別委員会、そして最終日の11日・金曜日に本会議が開かれ、議案の採決が行われる予定となっています。

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