2015年12月4日放送

市議会12月定例会開会

12月遠野市議会定例会がきょう(4日・金曜日)開会し、第二次遠野市総合計画前期基本計画の策定や平成27年度一般会計補正予算など、20の議案が提出されました。市議会では初めに会期を来週12月11日・金曜日までの8日間とすることが決まりました。このあと、菊池孝二副市長が、市が提出する20の議案について説明しました。このうち、第二次遠野市総合計画については、6月市議会で決定した基本構想を実現するための、来年度から5年間の施策を示した「前期基本計画」が提案されました。内容は、基本構想に示した、基本理念・将来像、5つの大綱、2つの共通優先方針の実現に向けて、施策を分野別に整理されています。このなかで、主要事業としては、消防防災施設等整備事業や、ICT健康づくり事業など150事業が組み込まれています。また、遠野市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例は附馬牛診療所の廃止に関するものとなっています。附馬牛診療所は、市の直営の診療所として内科診療を行っていましたが、患者数の減少や施設の老朽化にともない10月1日から休診となっていますが、来年4月1日で廃止するというものです。また、市の一般会計補正予算については、歳入歳出にそれぞれおよそ2億4800万円を追加し、総額およそ219億4600万円となっています。このなかで主な事業としては、新規事業としていじめ防止等総合対策事業費におよそ14万円、保育所運営委託事業費におよそ2000万円などとなっています。12月市議会定例会は、来週7日(月曜日)と8日・(火曜日)の2日間、7人の議員による一般質問が行われ、9日(水曜日)と10日(木曜日)に予算等審査特別委員会、そして最終日の11日(金曜日)に本会議が開かれ、議案の採決が行われる予定となっています。

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