2015年12月2日放送

全日本ホルスタイン共進会受賞報告

10月に、北海道を会場に開かれた全日本(ぜんにほん)ホルスタイン共進会に出品し、優等賞などを受賞した上郷町の佐野茂樹さんが、きのう(1日・火曜日)受賞報告のためとぴあ庁舎を訪れました今回、佐野さんが出品したのは、ことし9月に開かれた岩手県畜産共進会で最高賞を受賞したホルスタイン種の2頭です。乳牛の出来映えを競う全日本ホルスタイン共進会は、5年に1回開催されていますが、これまで口蹄疫(こうていえき)の問題や東日本大震災の発生によって開催が中止となっていて、今回が10年ぶりの開催となりました。14回目となる共進会には、全国からホルスタイン種やジャージー種が出品され、そのうち344頭が出品されたホルスタイン種の審査の結果、佐野さんが出品した「プロスベリーハーバードゴールドラッキー」が県内と東北から出品された出産経験の無い未経産牛の中で最高位となる優等賞4席を。さらに、出産経験のある経産の部に出品した、「プロスペリーアドベントラッキーダーハム」が、1等賞6席を受賞しました。報告を受けた本田市長は「これからも努力を続けていただき次の大会に向けても頑張ってほしい」などとさらなる期待を寄せていました。きのう、受賞報告をした佐野さんは、関係者の支えに感謝したいと今回の受賞記念にホルスタイン牛の理想とする体系を形にした置物を市に贈りました。

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