2015年12月2日放送

市内金融機関 強盗模擬訓練

年末を前に、きょう(2日・水曜日)、市内の銀行で強盗が押し入ったという想定で訓練が行われ、行員たちが対応方法を確認しました。この訓練は、年末を前に、万一の時の心構えや役割を確認しようと市内の金融機関でつくる遠野地区金融機関防犯協会が毎年行っています。訓練は、拳銃と刃物・爆発物を持った男2人が銀行に押し入り、人質をとって現金を要求するという想定で進められました。行員たちは、強盗犯の指示で後ろ向きにさせられながらも冷静に対処しながら、犯人の人相や服装などを記憶するよう努めていました。訓練の後、遠野警察署の署員からは「現場保存をしたことや逃走車両をスマートフォンで撮影したことなどが良かった」と講評がありました。なお遠野警察署によりますと、ことし1月から9月末時点で全国で発生した金融機関対象の強盗事件は24件で、前の年の同じ時期に比べて7件少ないということです。警察では、防犯対策としてシミュレーション訓練や来店客に対する声かけを徹底するよう呼びかけていました。

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