2015年12月1日放送

遠野宮守わさび栽培100周年記念祝賀会

遠野市でわさび栽培が始まってことしで100周年を迎えたことを受け、先週金曜日(11月27日)、生産者などが集まっての記念祝賀会があえりあ遠野で開かれました。わさび栽培100周年を祝い、これからの生産振興を確認し合うと集まったのは、生産者などおよそ50人です。この日は、わさびの歴史を振り返る基調報告のほか、遠野のわさびを卸している築地市場の東京シティ青果から新川洋幸さんが、わさびを巡る市場動向についての講演が行われました。遠野市でわさびの栽培が始まってことしで100年、県内ではいち早く宮守町の湧水地区で、100年前の大正4年にわさび栽培が始まりました。市内ではわさび田で育てる水わさび栽培が大半ですが、林間で育てる畑わさび栽培も2年前から附馬牛町や青笹町で始められています。市内には、23の個人と団体の生産者がいて、年間の根わさび、茎わさび葉わさびの生産量はそれぞれがおよそ6トン、その中でも、根わさびの生産量は、東北一と言われています。なお、平成29年度に全国わさび生産者大会と全国わさび品評会が遠野市で開催される予定ということです。

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