2015年11月27日放送

農林水産振興大会

遠野市農林水産振興大会がきのう(26日・木曜日)、あえりあ遠野で開かれました。7回目となるこの大会は、農林水産業者の生産意欲を高める機会にと農作業がひと段落するこの時期に遠野市農林水産振興協議会が開いています。会場には、農林水産業者や農林水産業関係団体からおよそ250人が集まりました。大会では、地区の協議会、団体から推薦を受け、審査委員会で選ばれた19の個人と夫婦が、経営部門、功労部門、青年奨励部門に分かれて表彰を受け、大会長を務める本田市長から賞状と記念の盾が手渡されました。受賞者代表謝辞は、農業共済組合の安定に尽力したほか、個人でも水稲と和牛繁殖の複合経営を安定的に行い他の模範となったことから功労部門での表彰を受けた青笹町の石橋耕一さんが行いました。また、一般社団法人・遠野市畜産振興公社の菊池秀樹放牧部課長から公共牧場の放牧再開について、ことし10月31日をもって除染作業が完了したことなどの発表がありました。終わりには、遠野市農林水産振興ビジョンに掲げる7項目の大会スローガンを確認し、参加者たちは、この1年を振り返りながら、来年への誓いを新たにしていました。

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