2015年11月26日放送

ディスカバー農山漁村の宝 グローバル賞受賞報告

遠野・住田ふるさと体験協議会は、先週金曜日(20日)、国が選定する「ディスカバー農山漁村の宝」のグローバル賞に選ばれたことを本田市長に報告しました。報告をしたのは、遠野・住田ふるさと体験協議会の新田勝見会長などです。「ディスカバー農山漁村の宝」は、地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国へと発信するとともに他の地域へと横展開を図る農林水産省の事業です。ことしで2回目となる選定が先月29日(木曜日)首相官邸で行われ、全国683件の応募から27件が表彰されました。その中でも、グランプリに続く特別賞に選ばれたのは全国に3件で、遠野・住田ふるさと体験協議会は、特別賞のひとつ、グローバル賞に選ばれました。遠野・住田ふるさと体験協議会は、遠野民泊協会や住田民泊協会など、11団体で構成されていて、民泊・農家民宿を通したグリーン・ツーリズムを推進しています。これまでに、企業や大学生の研修のほか、外国人の民泊体験などを行ってきました。中でも、外国人の民泊体験が全国で非常に珍しいことから、グローバル賞受賞につながったということです。報告を受けた本田市長は「これをひとつのきっかけにして、次のステージを作っていってほしい」と激励していました。また、新田会長は、受け入れ態勢を整えるとともに、長い目でこれからの活動に向けて、基盤作りに力を入れたいとしています。

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