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2015年11月20日放送

「地域福祉懇談会」始まる

市内９つの地域で開かれる平成２７年度地域福祉懇談会がきのう（１９日・木曜日）から始まっています。この懇談会は、遠野市の地域福祉計画を遠野市社会福祉協議会が連携して進める中で、地域住民のニーズや要望を直に聞き、これからの活動に反映させようとして２年に１度開かれています。初日のきのう、会場となった松崎地区センターにはおよそ２０人の松崎町民が集まりました。懇談会では初めに、健康福祉の里の担当者と社会福祉協議会の担当者から平成２８年度から３２年度の５カ年計画となる「第３期地域福祉計画」と「地域福祉活動計画」について説明がありました。「第３期地域福祉計画」は、住み慣れた地域で、誰もが安心して暮らせるよう市民が主役で進める取り組み、また、市民が主体性を持った地域ぐるみの福祉を計画するというものです。また、「地域福祉活動計画」は、公的サービスだけでは対応できない福祉活動などを住民参加のもと、社会福祉協議会が中心となって立てていくものです。説明のあと「支援を必要とする人への総合的な相談、情報提供の体制と整備」を中心とした『地域福祉の課題について』をテーマに懇談が行われました。このほか、家庭内での虐待が発生している可能性がある場合に、どこに連絡していいのか分からず困っているという声も出ていました。これに対して市では、問い合わせ窓口の一本化を図り、迅速な対応ができるように努めたいと答えていました。また「今回の貴重な意見は要望として受け取り、計画の中で反映させていきたい」と話していました。この懇談会は、２年に一度この時期に開かれ、今年度は、来月１４日までとなっています。なお、次回は、来週２４日・火曜日、小友地区センターで予定されています。この懇談会についての問い合わせは社会福祉協議会・地域福祉課までお願いします。

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