2015年11月11日放送

遠野わらすっこ「夢の教室」

元プロ野球選手が子どもたちの「夢先生」を務める遠野わらすっこ「夢の教室」が、きょう(11日・水曜日)土淵小学校で開かれました。「夢の教室」は、夢を持つことの大切さや仲間と協力することの大切さを伝えようと日本サッカー協会を中心に全国各地で開かれ、遠野市では7年目となります。きょう、授業を受けたのは、土淵小学校の5年生と6年生あわせて30人です。今回は、市内では初めて元プロ野球選手が「夢先生」を務めることになりました。「夢先生」は大阪府出身で、四国・九州アイランドリーグの香川オリーブガイナーズやDeNAベイスターズで投手として活躍した、福田岳洋さんです。授業は、体を動かす「ゲームの時間」と、夢について考えたり語ったりする「トークの時間」の二つが設けられました。このうち、ゲームの時間では、体育館の端から端まで往復する間に全員が鬼につかまらないように走り抜ける競技が行われました。このゲームは、運動神経よりもチームワークと集中力がカギを握るということですが、児童たちは、ゲームを通してみんなで力を合わせて目的を達成する喜びを感じていました。そして、体を動かしたあとは、夢について考えるトークの時間です。福田さんは、野球を始めたきっかけなど自らの経験を話し、好きなものを見つけ、それを伸ばすことの大切さを伝えていました。「夢の教室」は、今年度、市内8つの小学校を対象に実施され、最終回となる次回は今月17日に綾織小学校で開催される予定です。

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