2015年11月9日放送

消防立ち入り検査

秋の全国火災予防運動に伴い、消防職員がきょう(9日・月曜日)市内の商業施設をまわり、消防用設備などを点検しました。秋の全国火災予防運動は、火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、火災予防への意識を高め、火災の発生を防止しようと、きょうから来週15日(日曜日)までの期間行われます。この運動開始に伴い、きょうは、消防職員が市内の商業施設をまわり、消火器や誘導灯などの消防用設備に不具合はないか、避難経路図が、誰でも目につくところにきちんと貼ってあるかなどを、一つずつ点検していました。また、避難経路の幅が適正かどうかや、避難口付近で避難の妨げになるものはないかも確認していました。店の担当者は、消防職員から指摘を受けた箇所を改善しようと、メモをとりながら確認していました。遠野消防署によりますと、ことしに入ってからきのうまでの、市内での火災発生件数は14件で、去年一年間に起きた火災発生件数の12件をすでに上回っているということです。これから冬にかけて、暖房を使うことが増え、空気が乾燥して、火災が起こりやすくなっているため、消防では、注意を呼びかけています。なお、遠野消防署では、秋の全国火災予防運動期間中、高齢者を対象にした防火指導や、青笹保育園での防火パレードなども予定しているということです。

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