2015年11月9日放送

連携交流のあり方 市民懇談会が市長に提言

国内外との都市間交流について協議・検証してきた、「連携交流のあり方市民懇話会」の座長がきょう(9日・月曜日)、とぴあ庁舎を訪れ、本田市長に提言書を提出しました。とぴあ庁舎を訪れたのは、市民懇話会の及川増徳座長です。及川座長は、本田市長に、ことし9月から3回に渡って開催された市民懇話会で協議・検証してきた「連携交流のあり方」についての提言書を手渡しました。この市民懇話会は、現在遠野市が姉妹都市を結んでいるイタリア・サレルノ市や、友好都市の東京都武蔵野市などとの今後の交流の仕方などを協議、検証してきました。提言書では、「都市間交流事業は児童青少年の人材育成に役立っている」などと記され、「今後もネットワークを広げていくべきである」とまとめられています。また、サレルノ市との姉妹都市交流については「締結から30年が経過して行政の交流は後退しているが、観光目的の市民交流を主軸としながら今後は経済交流などの新たな展開を期待したい」という提言も盛り込まれています。提言書を受け取った本田市長は「頂いた提言を検討して今後の交流事業に活かしていきたい」と述べました。市では、提言書を受けて、現在策定を進めている遠野市総合計画に将来の都市間交流のあり方について盛り込んでいきたいとしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.