2015年11月6日放送

除雪安全祈願式除雪機械出動式

来月に遠野・宮守間も開通する東北横断自動車道釜石秋田線の除雪安全祈願式と除雪機械出動式がきょう(6日・金曜日)、宮守インターチェンジ近くにある宮守防災ステーションで行われました。式には、東北地方整備局岩手河川国道事務所と除雪を請け負う業者などが出席しました。安全祈願式では、参加者の代表が玉串奉てんを行い、これからの季節に活躍する除雪車と作業にあたる人たちの安全を祈願しました。続く除雪機械出動式で、岩手河川国道事務所の木越養一副所長が「12月5日には新たに遠野まで自動車道が延びます。除雪の距離が長くなり、また、寒い中での作業になりますが、安全に十分配慮して業務にあたってください」と作業する人たちを激励しました。そして、花巻国道出張所の及川俊一所長から業者の代表に除雪機械の鍵が手渡されました。このあと除雪作業について理解を深めてもらおうと、園児を対象にした除雪学習会が開かれました。学習会には、鱒沢幼稚園保育所の園児5人が参加し、花巻国道出張所の職員から除雪車の役割などについて教えてもらいました。園児たちは、実際に除雪車に乗せてもらい、車の大きさを肌で感じていました。宮守防災ステーションに待機している除雪トラックなどは8台で、今シーズンは新たに開通する区間も含めて東北横断自動車道釜石秋田線の東和・遠野間およそ33キロメートルを除雪範囲とし、積雪が5センチメートル以上となると除雪作業を行うということです。なお、花巻国道出張所は、ドライバーに冬タイヤの早めの装着と、時間に余裕をもった安全運転を心がけてほしいと呼びかけています。

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